新入生が入学し、初々しいきらきらとした笑顔をよく見かけます。3年前の自分も先輩方からそんなふうに見えていたのかなと思いました。「あっ」という間に時間が過ぎ、教員採用試験まであと約3ヶ月になりました!今井ゼミでは春休みから、今井先生に面接・討論指導を直接していただいています。
面接・討論の模擬では、過去問を用いながら、「問題の意図は何か」「考え方」「伝え方」など、教育者・保育者・対人援助職に就く者に求められる「意識」や「スキル」を磨いています。今井先生は「教採に受かるための面接や討論の練習ではなく、教員になっている自分を想像して、実際の問題解決の場として、面接や討論をしてほしい」といつも仰っています(つい、目先の試験の事を考えてしまいますが・・・)。なので、教採で質問されることの多い「自分の長所」や「長所を学校現場でどう活かすのか」などの一般的質問も「深い質問」に感じます。1つの質問やテーマが終わると、先生から1人ずつコメントやアドバイスがあり、時にはゼミ生みんなでコメントをしたりもします。「自分の長所」については、質問の表現などが変えられた形でも、何度も面接の練習をしました。教採の研究会ですが「自分とは何か」をもとに「自己成長」の場になっていると感じています。
討論では「頭を柔軟に使う」と「討論の作法(方法)」について今は学んでいます。最近実施したものとしては、「安楽死」に賛成派と反対派に先生が割り振り、それぞれの決められた立場からディベートなどを行いました。ありきたりな回答しか思いつかなかったり、簡潔にまとめられなかったりと苦戦し落ち込むことも多々あります。
面接・討論の指導が終わった後には、先生と一緒に和気あいあいと楽しくおしゃべりをしています。仲良く楽しみながらも、積極的に練習を重ね、それぞれが希望する就職先に就けるように頑張り、現場で活躍できるようになりたいです。(土井彰子)