私たちゼミ生は、ゼミの時間以外にも週に何回か集まり、面接や集団討論の練習をしています。こうした練習をしていると、話の内容によっては抽象的なことしか伝えられないということも多々あるので、確かな知識を身に付けたいねとよく話していました。面接対策というよりは、現場に出ても必要な知識を確実に定着させたいという思いがありますので、早速、勉強会を企画しました。具体的には、私たちは昼休みの時間を有効活用して、面接や討論、論作文のテーマになりやすい教育時事について、テーマを一人ひとりに振り分けて、1回の昼休みに2人ずつ自分が調べた内容をゼミ生に発表することにしました。写真はその様子です。内容としては、いじめや虐待、食育、体力の向上など、現場教員として、とどれも押さえておかなければならないものばかりです。発表者は資料を全員分用意し、それをもとに話すので聞いている方もしっかりメモをとって、終わったあとは資料をファイルに管理しています。私は来週発表をする予定なのですが、皆資料をまとめるのがとても上手なのですこし焦っています:笑。教育時事については表面上では知っていても、現状や具体的な取り組みなどをしっかり知っていないと説得力のあることを言えません。この方法で教育時事に対する知識を身につけることで自信をもって話せるようになることが目標です。1人で教育時事を全てまとめるのはとても大変ですが、ゼミ生と協力することで効率よく学ぶことができています。教員採用試験まであと3ヶ月ほどですが、自分でやれることは自分で計画的に行い、自分の力だけでは難しいと感じることはゼミ生と協力し合って勉強に励みたいです。(服部加奈)