後期の授業がおわり、私たちは春休み期間に入りました。春休みといっても、採用試験の勉強や面接の練習で毎週学校に行きます。休みであっても学校に行くとゼミ生がいて、一緒に励ましあいながら勉強できるところも今井ゼミの良い所だと感じます。
さて、今回は前回書ききれなかったゼミ合宿の二日目のお話をしたいと思います。二日目には、この合宿のメインである卒論構想発表会がありました。三年生全員が自分の卒業研究で研究したいテーマについて調べ、研究の目的や背景、方法などを発表しました。みんながどのような研究がしたくて今井ゼミに入ったのか初めて知ることができました。私は、「呼吸法が被害妄想傾向のある児童に与える影響」というテーマで発表をしました。発表を終えて、自分の知識や勉強が足りないことに気づかされました。先生や先輩方のお言葉をいただき、今後の課題もより見つかりました。春休みには、試験勉強もしながら、その課題も調べて行きたいです。
また、この卒論構想発表や合宿を終えて、何事も「過程」が大切な事に気付きました。他のゼミ生が自分より速く発表準備が終わっていると、私も速くならなきゃ!と焦ってしまいがちです。しかし、焦ってしまうと速く終わらせることに意識が向いてしまい、内容が浅いものになってしまいます。他の人と比べるのではなく、どれだけ自分の納得のいく研究ができたのか、どれだけ下準備ができたのかが大切なのだと思います。そして、自分が納得のしたものは他の人からみても感心されるのだと思います。 一月末には、四年生の先輩方の卒業研究発表会があります。先輩方の発表をみて学び、自分も自信を持って発表できるような研究をしたいです。(田中夏美)