雷どんとおへそ

 今日の夕方、日進市は雷がものすごい勢いで轟いていました。雷をきっかけに、私はゼミ生との研究ミーティングを終えて帰宅をしたほどです。玄関のドアを開けると、いつものように子どもたちが出迎えてくれましたが、慌てた様子で、兄弟がバラバラのことを興奮していっていました。。

 

兄:「服脱いでお腹見せて!取られてない?」

弟:「むーちゃんはついてる」

 

 意味がわかりませんでしたが、リビングにいた奥さんの話によると、雷様にヘソを取られる件についての話だったそうです。いつもは、保育園から帰ると半裸で過ごしているむーちゃん(4yr)も、雷が鳴った途端に服を着たそうです:笑。「雷どんにおへそ取られるよ」と冗談で言っていたことを、思った以上に真剣に捉えてしまい、雷が鳴ると兄弟はヘソを何度も確認したり、シャツをズボンの中にちゃんと入れます。

 写真は、昨年夏に奥さんの実家に帰省した際に雷が鳴り続いた時の写真です。ヘソを取られないように、テープで隠して安心していました。

 日本にはいろんな風習的な言い伝えがあります。「夜中に口笛を吹くと蛇が出る」もその類です。雷様がヘソを取るのも「意味」があるものだと思います。「口笛を吹くと〜」を子ども達に昔教えたら、私が口笛を吹くたびにキョロキョロと家を見渡していました:笑。まだまだ純粋な子ども達の反応を楽しめそうです。