私は生徒数約900人弱の中学校に勤務しています。大学でゼミ生と勉強をしていたときから、もう3年経ったという実感もなく、ただただ焦りを感じる毎日を過ごしています:笑。5月に入り、怒涛の健康診断ラッシュがやっと落ち着きました。そして、宿泊学習の時期がやってきました。そんな先週は、3年生と修学旅行に行ってきました。東京散策、ディズニーランド、山中湖での自然学習と盛りだくさんな修学旅行でした。今年で3回目の修学旅行の引率でしたが、やはり、一度に300人弱の生徒が動くとあって、先生方との細やかな連絡、迅速な対応が大切だなと改めて感じました。そんな修学旅行は今回、気温も低く、疲れもある中、体調を崩す生徒も少なくありませんでした。私は毎回、修学旅行の引率では、もどかしさを感じます。生徒にとっては一生に一度の中学校での修学旅行。できる限り、楽しい思い出を作ってほしい、という気持ちがあり、生徒もできる限り参加をしたい中、体調を考え、ストップをかける役目も時には担わなければいけません。日常の業務でもあることですが、特に、もっと自分ができることがあったらいいのに、と思う場面が多いです。しかし、そんな中で見る、生徒の楽しそうな顔が嬉しく、元気の源になってくれます。今年は対応に追われている中、「先生大丈夫?」と声をかけてくれた生徒がいたのですが、とても寒いのに、半袖を着てアイスクリームを美味しそうに食べていたので、思わず笑ってしまい、癒しを貰ったのをよく覚えています:笑。
今年も、無事全員が一緒に帰ってくることができました。そして、来週は1年生の集団宿泊があります。集団宿泊もみんなが楽しく、健康に過ごすことができるよう、できる限りのサポートをしていきたいです。(2014年度卒:西嶋涼花)