今井研究室のブログ:2017年4月 〜 2018年3月

 今井ゼミは、研究も遊びも全力のゼミです。今井ゼミ生は、時間があれば一緒に教員採用の勉強をしたり、研究の話をしたり、将来について語り合ったりと、多くの時間を共有しながら高め合っています。このブログでは、そんなゼミ生の日常を綴りながら、ゼミ活動などの紹介をしています。ブログは、現役のゼミ生の他、大学院生やOGの先輩もレポートします。

2018年

3月

24日

136. 卒業式とこれから

 3月も残すところあと1週間余りとなりました。春休みも終盤を迎え、卒論、教員採用試験の勉強、就活、サークル、遊び、(バイト)などなど今この時期のゼミ生は大忙しです。ふとこの春休みを振り返ると、教採の集団討論や面接の練習、卒論で自分が取り組むテーマであるセルフコンパッションについて勉強したりと学びを通して自分を見つめる機会がたくさんありました。考えごとをしているとあっという間に時間は過ぎ、1日が終わってしまいます。1日24時間、同じだけ与えられた時間をどう使うか…ということを考えると時間の重みに改めて気づかされる今日この頃です。

  さて、先日は先輩方の卒業式が行われました。卒業式後にはお忙しい中、先輩方に集まって頂き6期生でご卒業のお祝いと今までお世話になった感謝の気持ちをこめて花束をプレゼントさせて頂きました。袴を着た先輩方の凛とした姿はとても素敵でいつも以上に緊張してしまいましたが、一緒に写真をとって頂いたり、今後の活動についてアドバイスやエールを頂いたりと大変温かい時間を過ごさせて頂きました。先輩方にはDSMのグループ発表や卒論に向けて学習面で様々なことを教えて頂いたのもそうですが、その姿や立ち振る舞いなどからも多くのことを学ばせて頂きました。先輩方から頂いたたくさんのものをしっかりと心に刻みながら、これからは自立して、自分たちがやるべきことに一つひとつ真剣に取り組んで行きたいと思っています。そして私たちが先輩方にして頂いたことをもうすぐゼミに入る後輩たちにもしっかりと伝えていきたいです(横田有希)。

2018年

3月

01日

135. 進路と卒業論文

 今井研究室ブログをご覧の皆さんこんにちは。

春休みになるとゼミの仲間たちに会う機会がめっきり減って寂しいなあと思ってる6期生の大瀧渓太です!さて、春休みが終わる4月からは四年生になるぼくたちですが、この時期になると考えるのは進路、、、。みんなどうするのかなぁーなんて考えながらも本当は分かってる。自分で決めなきゃいけないこと。 実は意外なものが進路を決める手助けをしてくれました。それは「卒論」です。就職活動や教員採用試験といった進路に関する事柄と卒業論文に取り掛かる時期はどうしても重なってしまうので負担が大きくなるように思われがち(ぼくもそう思っていました)ですが、ぼくの場合は特に、自分の将来に役立つ研究をしていく計画を立てているので、卒業論文を考えることが進路を考えることに繋がり、その逆も然りです。将来に関わる決断なので、たくさん悩みました。そして就職活動の解禁日である今日、3月1日。自分の中で進路を決めました。その道のりは長く険しく、ある意味孤独な道なのかもしれません。ですがぼくには支えてくれるたくさんの仲間とぼくを見守ってくれる先生、友人、そして家族がいる。多くの方の協力で成り立つこの環境に感謝して、今は目の前の仕事に全力で取り組んで行こうと思います。(大瀧渓太)

2018年

2月

02日

134. 卒論発表会

先日、四年生の卒論発表会がありました。会場にはゼミ生以外にも多くの学生が見に来てくれ、大盛況でした。先輩方の発表はどれも高度で洗練されており、本当に刺激を受けました。先輩方、院生さん、そして今井先生の底知れない努力と卒論に注ぐ熱い思いが想像され、改めてその偉大さを感じました。一年後には私たちがあの場に立つのだということを考えると、身が引き締まる思いがします。

 発表会の後には打ち上げをしました!卒論や進路のことはもちろん、普段は聞けないようなこともお話しいただき、とても有意義な時間でした。特に四年生の新たな一面を見させていただけたことで、また一歩も二歩も親睦が深められた気がしてうれしかったです。

 話は少し逸れますが、私は最近『考えるより行動する』ということを心掛けています。今までの私は石橋を叩きすぎて割ってしまい、結局そこから動けなくなる…自分の首を自分で締めるようなことばかりしていました。(笑) 良く言えば慎重派・冷静、悪く言えば優柔不断・フットワークが重いといった感じでしょうか?もっとしっくりはまる言葉があると思いますが、思いつきませんでした…(笑) 頭で考えることはこれからも大切にしていきたいですが、それだけではことがうまく回っていかないんだなということが段々実感として分かってきました。イメージが沸かなくてもまずは行動してみる、失敗や恥をかくことへの不安から逃げない、ということを目標に、行動(挑戦)すること自体を楽しめるようになったらいいなと思います。

これから一年、私も先輩方のあとに続けるよう、卒論、進路、そしてなにより自分自身と向き合い、仲間と切磋琢磨しながら精進していきたいと思います!

 四年生の皆さん、本当にお疲れ様でした!(金井七星)

2018年

1月

24日

133. ゼミ目標「自他共栄」

 15回のゼミもあっという間に終わり、まだまだ真冬の中春休みに突入しました。大学3年生の春休みは、将来に向け本格的に動き出す時期です。しかし、自分を追い込みすぎるのではなく息抜きとの切り替えを大切にしながら、頑張りたいと思います!私はスノボが趣味なので雪山の写真です!

  「自他共栄」これが、今井ゼミの今年の目標です。漢字からおおよその意味を読み取ることはできますが調べていると色々な解釈がされていました。自他共栄とは「自分と他人が共に栄える」ことであり、相手が成長できるようにサポートし、逆に相手からも多くのものを学ぶことに繋がり、成長し続けることができるというものです。自分だけの発展を望むことは、他者を貶めたり、また他者から学ぶ事を妨げ、結局成長に繋がりません。プラス、私の考えとして、良い人間関係が自他共栄に影響するのではないかと思います。なので、まずはお互いのことをもっとよく知っていきたいです!今井ゼミの6期性は良くも悪くも個性が豊かです。また、学部も異なり、養護教諭コースのことしか知らなかった私は色々な発見がありました!事例検討などでは、それぞれの学部の特性を生かした見方や考え方がありました。養護教諭を目指していても、他の色んな人の意見を聞くことは勉強になると感じ、様々な人と関わっていきたいと思いました。今までゼミ内で経験した自他共栄は、DSM5のグループ発表です。このように、学んだことや多くの情報、世間話をどんどん共有していけるような6期生でありたいと考えます。自他共栄のために!と頑張るのでではなく、まずは自分自信のことに全力で取り組むことからです!そして、仲間との時間を大切にしているうちに、自他共栄へと繋がっていくのではないかと思います。(野田真未)

2018年

1月

16日

132. 追われる日々

こんにちは。

気づけば冬休みも終わり、後期の講義も残すところあと1週間となりましたが、あいかわらず寒い日は続き、毎朝布団から出ることにためらいを感じる日々を過ごしています。

 さて、2月に卒論構想会を控えた今井ゼミ6期生では本格的に卒論にとりかかりはじめました(上の写真は今期最後となる今井ゼミの講義の様子です。各々、卒論に取り組む上で、感じていることや考えていることなど思い思いに伝え、アドバイスを戴いたりしています)。ですので、6期生がどのようなことについて研究していくか悩み、葛藤している姿を多々目撃します。かく言う僕も、頭を抱えることが続いています。僕自身の課題として、研究していきたいことについてどのような結果が想定されて、それをどのように活かすことができるかということがまだまだ曖昧で浅はかであることです。そのため、先輩方や他大学の論文に目を通したり、図書館で研究に関連しそうな本を探し、読むことでアイデアにつなげられるようにしたりなど、自分の知識を増やすことを意識して取り組んでいます。現在、ゼミでの卒論の構想以外にも就職活動などやらなければいけないことが多く、追われる日々を過ごしています。かなり大変ですが、何事にも全力なことをモットーにしている今井ゼミの名に恥じないように卒論も就活も全力で取り組んでいきたいと思います。(堀口瑞貴)

2017年

12月

28日

131. 師走

 冬休み!クリスマス!と思っていたら、あっという間に時は過ぎ、なんともうあと3日で今年が終わろうとしています。

 今年を振り返ると、私は今井ゼミ入り、周りからもよく言われますが、少し変わったと思います。今まで大学生活で遊び呆けていましたが、ゼミでたくさん勉強し、疲れはてることもありました。また先生の話をきき、頭を使って考えて、頭痛に襲われることもありました。でもその一方で、仲間と交流するなかで色々な考え方をすることができるようになり、成長しました。

  最初の活動であった、DSM5のプレゼンテーションでは、パソコンを使い、さらにパワーポイントを活用して自分たちのテーマをまとめ、伝え合いました。これは私にとって、初めてのパワーポイントを使ってのプレゼンテーションでした。自分が勉強して得た知識を誰かに分かりやすく伝えるってこんなに難しいことなんだと感じましたし、それと同時に理解してもらえることや、意見をもらえることで、私達だけの視点では見つけられなかったことが分かることに楽しさも少し感じました。そして、今は卒論の研究内容を考えています。やるからには自分の興味のあることや、将来役立つ研究をしたいと思っています。興味を持ったことにはとことん追求していきたいです。来年も楽しみながら頑張ります!!!!!(林瑞穂)

2017年

12月

15日

130. 世代交代

 今年もあと僅かとなり、あっという間の1年を思い返す季節となりました。朝の冷たい空気と、はーっと吐いた白い息にすっかり冬に入ったことを感じさせられます。

 さてさて、少し遅くなってしまいましたが今井ゼミのブログ6期生デビューです!6期生はDSM-5のプレゼンテーション1周目を終え、卒論の具体的な研究内容を考え始めています。プレゼンテーションではメンターの先輩方に相談させて頂きながらメンバー3人で疑問を解き、思ったことを出し合いながら作成し、発表しました。今は卒論についてそれぞれが、将来に向けて、または自分の興味があることについて調べています。私は、興味があることの大枠を考えるばかりになってしまい、普段の物事の捉え方の癖を実感しています。今は論文を調べながら、自分が考えたいことの答えのような研究を見つけたり、考察の違いなどから、更にこういったこと調べてみたら面白いのではないか、などと巡っている状況です。溢れて手に負えなくならないように、取捨選択することも忘れずに…。また、同期とも卒論についての話があまりできていないので、もっと色々と聞いて話したいですね!

 先日はゼミ生2人の誕生日のお祝いをしました。個人的には2人がロウソクを消している写真が好みなのですが、6期生の紹介も兼ねて集合写真を載せておきます(笑)サプライズのケーキとピザをみんなでつついて、わいわい楽しみました!予定が合わず旅行が無くなってしまったので、集まる機会を増やして、更に仲を深めていきたいです!(榊原生子)

2017年

10月

24日

129. 今井ゼミの登竜門

 すっかり日が暮れるのが早くなり、ゼミパーカーが活躍する季節になりました。後期の授業も始まり、みんなと過ごせる日があと半年もないと思うと寂しいですが、残りの大学生活を悔いなく充実させたいと思います。

 今井ゼミでは、3年生も加わり本格的な活動がスタートしています。写真は、以前、3・4年生で人狼ゲームをしたときのものです。3年生とも行事や活動を通して仲を深めたいなと思います。さて、3年生は、今井ゼミの登竜門といわれる「DSM-5のプレゼンテーション」の準備をしています。DSMとは、米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルです。今年からは、学校現場に特化した精神疾患への対応策なども学んでいます。この活動は、精神疾患の知識を学ぶことはもちろん、グループで協力することやゼミ生と仲良くなれる機会でもあります。多くの時間をゼミ生と過ごし、話し合ったりスライドを作成したりすることで親睦を深めることができます。わたしたちも去年、DSM-5のプレゼンテーションを行いましたが、わたし自身忘れている部分もあり、3年生と一緒に勉強し直しています。3年生もたくさん悩みながら、たくさん勉強をして、いい発表ができればいいなと思います。いよいよ今週から発表が始まるので、わたしたちも楽しみです。

 4年生は自分の卒業研究に向き合い、今井先生や院生の先輩にご指導していただきながら、研究計画を立てたり、調査をとったりしています。パソコン室にいくと、ゼミ生の誰かがいるという日々が続いています。個々で行うことは違いますが、3年生、4年生ともに頑張っている姿を見ると、私も頑張ろうという気持ちになります。仲間と切磋琢磨しながら、納得のいく研究をしたいと思います。

2017年

9月

18日

128. 新体制でゼミがスタート

 大学の長い夏休みが終わり、後期の授業が始まりました。長いと言っても、今年は採用試験の勉強で夏休みもほとんど学校へ通っていたため、大学生最後の夏休みは、「あれ?もう終わり!?」という感覚です。そんな夏休みの最終週に、大学院生の方の修論中間発表会がありました。学内の先生方も多数お見えになられる中、ゼミ生も発表を見させていただきました。研究内容はもちろんですが、わかりやすくまとめられた資料や発表、様々な質問に臨機応変に答える姿など、全てが「さすがだなぁ」と思う発表会でした。発表会の後、隣に座っていたゼミ生と「私達も卒論もっと頑張らなきゃいけないね」と話をしました。まだまだ足元にも及びませんが、改めて気を引き締める機会にもなりました。

 夜には今井先生、院生の先輩方、そしてゼミの3.4年生でお疲れ様会を行いました。3年生はこの後期からいよいよゼミが始まります。6期生を迎えた新体制のゼミですが、「今井ゼミの飲み会だなぁ」と思う、とても楽しい飲み会になりました。院生の先輩方と今井先生は、この発表会まで大変だったことが良くわかる呑みっぷりでした(笑)。また、ゼミの3年生とたくさん話をする機会は初めてでしたが、いろんな一面を見ることが出来ました。今井ゼミでは毎年、3年生と4年生がペアになって様々な活動をサポートするメンター制度があります。今年は3年生3人と4年生4人のメンターグループを決めました。今後は、さらに学年関係なく、一緒に楽しく学んでいけたらなぁと思います。4年生は相変わらずとてもキャラが濃いです(笑)。後期はそれぞれが卒論にさらに取り組むことになります。一人一人の活動ですが、みんなでもっと卒論の話をして、お互いを高め合いながら助け合いながら取り組みたいなと思います。(水野文香)

2017年

9月

12日

127. 縦のつながり

こんにちは!涼しくなり、扇風機1つで過ごせるくらい、秋に近づいてきましたね◎学生生活最後の夏休みも終わりに近づき、先日、履修登録や卒業アルバムの撮影をしに、久しぶりに大学へ行きました。久しぶりに会うみんなは、なんだかスッキリしたように見えました。履修登録などを終え、後期に向けて、様々なことを計画するべく、ゼミ生でも集まりました。

本格的に始まる卒論に加え、新しく迎え入れる3年生をどう包み込んでいくのか、一緒に勉強していけるのか、先生と私達4年生で話していくうちに、ゼミの後輩ができるということに嬉しくなりました。大学生になり、縦の繋がりがあまり深くなれない中、ゼミで異学年の交流があることにも、嬉しく感じます。私達もOB、OG、院生に支えていただきながら、見守られながら、ここまできていたんだな、、、と情けないながら、ようやく深く深く実感し、3年生にも同じように支えてあげられるよう、取り組んでいきたいと思いました。4年生一丸となって、3年生と手を繋いで勉強していけたらいいなと思っています。子どもについて、心理について、学べる時間を大切にしていきたいですね。

教採組が先日試験を終えました。長い間、お疲れ様でした。きっとスッキリして見えた理由がここにあると思います。同じとは位置とはいかないけれど、やっとみんなで、同じ方向に向かっていける時間がきたのだと思っています。

あと少しで始まる後期、新しい今井ゼミで、同じ方向に進んでいけること、楽しみにしています。

2017年

8月

17日

126. 今井ゼミの新しい仲間

 夏、真っ盛り!最近は日差しが「暑い」を通り越して「痛い」感じがしますね!今は大学が休みなので、私は家で過ごすことが多いです!家には妹がいて、よくモノマネのリクエストをされます。今日は「餌を食べるのに必死な鯉のマネをして」と言われ、本気で取り組んだら、ドン引きして言葉を失っていました。

 さて!!!今井ゼミでは先日、新しい仲間、3年生との顔合わせ会をお昼にしました!今井先生がフレッシュな3年生を見て「4年生にもこんな時期があったんだね」と仰っていて、4年生も老けてる場合ではない、もっと覇気を出していかねばと思いました:笑。4年生のゼミ生は心理と養護教諭コースで構成されていましたが、3年生は新たに幼児保育の学生も加わっています! この前は、4年生と先輩方で行った面接練習を教職希望の3年生が見学に来てくれました!とても意欲的な3年生です。私たちも身が引き締まります! 顔合わせ会ではお互いに簡単な自己紹介をしました!今井ゼミには、4年生と3年生がペアを組んでゼミ活動をする「メンター制度」があります。ゼミを進めていく中で生じる疑問や悩みなどをどんどん質問でき、アドバイスをもらえる制度です。私もメンターの先輩にたくさん教えていただき、助かったのを覚えています。 まだメンターのペア分けは決まっていませんが、先輩のように今井ゼミの良さを伝えて一緒に学んでいけたらと思います!

 4年生も3年生と早く仲良くなりたいので、「歓迎会したいねー!」なんて話したりしてます。新しい仲間を迎えて今井ゼミがどんな風に変わっていくのか楽しみです!(堀口万由子)

2017年

8月

10日

125. 教員採用試験

 教採組は一次試験を終え、二次試験に向ける毎日です。私は一次試験を終えた後、久しぶりにビールを飲みました。キンキンに冷えたビールはいつもよりとても美味しく感じました。二次試験後に飲むお酒も格別美味しいのではないかと思い楽しみにしています。

 さて、この写真は、個人面接の練習の様子です。今井ゼミでは、先生にもご指導いただきながら、4年生だけではなく卒業生や院生の先輩方と一緒に二次試験に向け集団討論や面接練習を行っています。養護教諭コースと心理コース、また小学校教諭と養護教諭といったように様々な側面が混ざり合った練習ができるのは今井ゼミならではだと思います。このように様々な視点や立場から多くの意見や考え、知識を得られる練習は採用試験の対策ということだけではなく、子どもたちと向き合っていく上で大切なことを学ぶ場ともなっており、とても勉強になります。自分の力がどれくらいなのか、どんな教師になりたいのか、また、どのように子どもたちと向き合っていくのか、日々練習を行う中で考えることがたくさんあります。

 先日『やり抜く人の9つの習慣』という書籍を読みました。そのなかの1つに“「成長すること」に集中する”とありました。焦らず少しずつ、これからできるようになることに目を向けることがやり抜くために必要であるとありました。

 採用試験が終わりに近づくにつれて、まだまだ勉強不足な点も多く不安も感じます。しかし、採用試験合格に向けて日々努力する中で自分の成長も感じており、嬉しい気持ちも感じています。残り少ない時間ですが、成長したと感じた喜びを忘れず、自分ができること、自分の強みを伸ばすことに目を向けて採用試験をやり抜きたいと思います!!!試験後には、ゼミ生と飲み会もあります。おいしいお酒が飲めるのを楽しみにしています!!!(野呂美優)

2017年

7月

29日

124. 最後の夏休み

 そろそろ7月も終わりを迎えようとしています。学生生活最後の夏休みがやってきます!先日、教員採用試験組が一次試験を終えました。私は就職活動組なので見守る立場です。試験前から、緊張した雰囲気を日々感じていました。無事に試験を終え、ひと段落ついたようで少し安心しています。ゼミ生の試験勉強に励む姿や、夢に向かって前向きに頑張る姿を見て、パワーをもらっています。来月には二次試験があるので、心から応援したいと思います。

 私は5月に就職先が決まり、現在は卒業論文に取りかかっています。私が研究しているのは「アレキシサイミア」についてです。アレキシサイミアとは自己の感情を認知しにくい性格傾向のことです。就労者にとってアレキシサイミアは、うまく表現できない体調不良に侵されるリスクになります。その原因をより明らかにして負担を少しでも減らす方法を考えたい、その人の性格傾向に合った職業をコーディネートしたい、ということが私の中のテーマです。人材業界に就職するので、就労問題と関連付けながら考察を深めたいと思っています。写真はそのアレキシサイミアについて書かれているものです。今井先生から頂きました。自分が学びたいことに、熱心に対応して下さる先生に感謝しています。後期からはゼミに新たに3年生が加入します。自分たちがゼミに入ったのが、ついこの前のように感じるので、後輩の見本になれるか少し不安です。先輩として恥のないよう、夏休み中に勉学に励み、研究を進めて行きたいと思います。学生生活最後の夏休みなので、遊びにも勉強にも全力で、悔いのないように過ごしたいです!(竹内彩乃)

2017年

6月

22日

123. 教育実習に行ってきました 3

 5/29から6/16まで、3週間の教育実習を終えました。私はもともとボランティア校である小学校での教育実習という珍しいケースでした。既に知っている子どもたちがいるということで、他の実習生とは違う不安もありましたが、子どもたちと過ごす毎日は本当に楽しくて、教師になりたい気持ちがより強くなりました。

 私は研究授業で国語の授業を行いました。「生き物は円柱形」という説明文の教材を用いて、筆者の一番伝えたいことを捉えようというねらいを設定しました。毎日遅くまで指導教官とまとめの導き方について話し合い、なんとか研究授業を指導案通り終えることができました。しかし、その後の指導の中で、授業の「核」が何なのか分からないというご指摘を受けました。確かに、子どもたちに結論をどう理解させるかについてはたくさん考えましたが、この授業を通して子どもたちにどんな力を身につけさせたいかという授業の核となる部分は考えていませんでした。そしてこの核になる部分は学習指導要領に書かれているような目標のようなことではなく、もっと基礎的な物事に対する考え方だということを学びました。ここは一番の反省点であり、これからの私の課題です。これから残りの学生生活の中で神経教育学を学びたいと思います。脳の学習機能を学び、そこから子どもたちに必要な教育的アプローチを考え、それを核とした授業を組み立てられるような教員になりたいと思います。

 3週間を通して、何事にも真摯に取り組む姿勢が最も大切だと実感しました。この姿勢は教師としてだけでなく、全てにおいて通ずる姿勢だと思います。残りの学生生活も、来年の4月からの新しい環境でも真摯になるということを忘れず頑張りたいと思います。(亀井加成子)

2017年

6月

22日

122. 教育実習に行ってきました 2

 小学校での教育実習に三週間行ってきました。こんなにも早く過ぎ去り、充実した三週間は初めてでした。初日は緊張しましたが、子どもたちのキラキラした目やわくわくとした顔を見たら、私も自然と笑顔になりました。私はこの教育実習中、笑顔で過ごすことを意識していましたが、子どもたちはその何倍もの笑顔で返してくれ、数え切れないくらいの元気をもらいました。そして子どもたちはどんなときも素直です。授業中、勉強がわかったときは嬉しそうな顔をし、わからないときは難しそうに下を向きます。休み時間には、元気に遊ぶ姿もあれば、遊びながらも困った顔をしているときもあります。教師としてその一人ひとりの表情を見逃すことなく、子どもと接していかなければならないと感じました。子どもからSOSを出すのは勇気がいることだと思います。教師が子どもの小さな変化に気づき、声をかけてあげることが子どもと向き合う第一歩になるのではないかと思いました。

 私は卒業論文で、リーダーシップとフォロワーシップについて研究します。私が担当したクラスにもリーダー的存在の子がいました。「自分がリーダーである」という意識を持って、クラスのみんなをまとめている子もいましたが、知らず知らずのうちにみんながついていくような隠れたリーダー的存在の子もいました。男子と女子とでは、リーダーシップのとり方が違ったり、リーダーのタイプによってその集団の特性も違ったりしました。小学生におけるリーダーシップに大切なものは何だろうととても考えさせられました。

 教育実習では、教師の大変さや楽しさを身近に感じることができました。大学では学べない多くのことを学び、「教師になりたい」という思いは強くなりました。教育実習を通してわかった自分の未熟さとも向き合いながら、成長していきたいと思います。(山口由貴)

2017年

6月

20日

121. 教育実習に行ってきました 1

 5月29日から3週間、小学校での実習にいってきました。毎日現場に入れるという機会は、就職するまでないことです。貴重な体験をさせていただきました。授業や給食、休み時間などすべての時間を学校で過ごす中で、気づいたことがありました。それは、どの場面でも教師が児童に『考えさせている』ということです。例えば、休み時間に忘れ物をした児童が、そのことを先生に申し出ていました。先生は、「じゃぁどうするの?」とその先まで考えさせていました。教えることは簡単です。しかし、それをただ教えるだけでは児童のためになりません。自分自身で考えることによって、理解ができ、身になるのだと気づきました。学び合いというのも、それぞれの考えを話すことでできることです。教師の仕事は、児童に「教えること」ではなく、「考えさせること」だと実習を通して学ぶことができました。

  実習期間中には授業参観があり、全学年の道徳を観察する機会がありました。私が疑問に思ったことは『板書』についてです。横書きで進めるクラスと、縦書きで進めるクラスが、半分ずつくらいありました。これからは、教科化にむけて横書きが主流になってくるそうです。私は、実習前から道徳について興味をもっています。今井先生やゼミ生と共に神経教育学について学び合うグループができました。そこでの学びから、道徳教育において、発達段階に応じてどのような内容を取り扱うことが効果的か、セルフコンパッションをどのように活かせるか などを学びたいです。私は、卒業論文でも、セルフコンパッションについて研究します。関連づけながら学べることがとても楽しみです。実習も終わり、教員採用試験まであと一ヶ月をきりました。試験に合格するためだけではなく、教員を目指す自分のために勉強をしていきたいと思います。(田中夏美)

2017年

5月

23日

120. ゼミ生の近況

 こんにちは!5月も終わりがけになりましたね。最近急に暑くなり、私は部屋に扇風機を出しました!この間、5月生まれのゼミ生4人にサプライズで誕生日をお祝いしました!結果的に少しグタグタになってしまいましたが、言葉だけでなくケーキを買ってしっかりとお祝いしたのは初めてでした。これからも同期の誕生日には、みんなでお祝いして仲を深めていきたいと思っています。また、最近今井ゼミに入るために3年生の後輩がたくさん面接に来てくれています。今後、同期だけではなく後輩とも一緒に学ぶことを楽しみにしています。

 話は変わりますが、愛知県教員採用試験の一次試験まで残り2ヶ月となりました。来週から私含め4人のゼミ生は教育実習に行くので、やらなければならないことが山積みで、焦りがあることは事実です。しかし、とても楽しみでもあります。実際に先生方の接し方や分かりやすい授業の作り方を学びたいのと同時に、自分の卒論に生かせるような子どもたちの姿も見つけてきたいと思っています。私は姿勢と集中力との関係性を研究したいと思っているので、学校でよく言われる「姿勢を正しなさい」という教育的意義を科学的に明らかにしたいと思っています。文字に表すととてもかっこよく聞こえますが、まだ勉強し始めたばかりです。しかし、それがいずれ教育現場に生かせるような研究にすることが目標です。将来、自分が教師になることを考えて教育実習の中でたくさんのことを学んできたいと思っています。(亀井加成子)

2017年

5月

02日

119. 学生生活最後の「青春」!!

 こんにちは!すっかり春ですね。私的には、早く春を通り越して夏になって、海で「青春」するのが待ち遠しいです(笑)。

先日、私は友達やその子ども11人で川でBBQをしました!昼から外で飲むお酒とお肉は、本当にパラダイスです!子どもと遊ぶと、溢れ出すパワーや好奇心の旺盛さに圧倒され、幼い頃だからこそ出来ることを精一杯楽しんでいる姿を見て、私もこんな頃があったんだなと、しみじみ。自分達で遊びを見つけて、ルールを作ったりと、久しぶりに子どもに会うととても成長しています。子どもが何人も集まり遊んでる様子を見ると、1人1人の性格が分かってきて面白かったです(笑)。でも一番感じたことは、こんな事も出来るようになったんだ!前よりちょっとお姉ちゃん、お兄ちゃんになったね!と、子どもの成長は無限大で素晴らしいということでした。

 そろそろ勉強のお話(笑)。私は、卒論に向けて勉強を進めており、音楽を使って身体を動かしながら心と身体の発育を促す「リトミック」という幼児教育をテーマに研究を行います。リトミックは、表現力や集中力も鍛えられます。私は3歳からクラシックバレエをしていて、発表会などの舞台でも、本番の緊張感を自分のパフォーマンスに上手に生かしたり、緊張により自分の軸がぶれることを回避したい、と考えました。幼い頃からリトミックを取り入れレッスンをしていれば、その鍛えられた集中力で、緊張によってパフォーマンス能力が低下することを回避できるのではないか、と仮説を立て、卒論を進めていきます。まずは、リトミックに関する本を沢山読み、それを要約し、何度も読み返せるようにしています。

 大学生活も残り一年!新入生を見ると、自分が入学してからもう三年も経つんだと実感します。新入生のフレッシュさは眩しく、心が折れそうになり、エレベーターに一緒に乗るのも一歩踏みとどまります(笑)。時の流れを感じますね。そんなあっという間に「今」は過ぎるからこそ、自分にとって今やらなくてはいけないこと、今しか出来ないことに全力を注ぎ、意味のある濃い一年にすることが私の目標。きっとそれだって青春!!そして胸を張って大学を卒業し、社会人になったら必ず親孝行します!(大森聖奈)    

2017年

4月

23日

118. 今井ゼミのオリエンテーション

 4年生になり、1ヶ月が経とうとしています。私は3月から就職活動を始めており、説明会や面接など忙しい日々が続いています。今は、就職活動のことを忘れて思いっきり遊びたい気分です:笑。

 先日のお昼休みに「今井ゼミオリエンテーション」が行われました。昨年は、先輩方の話を聴く側だったのに、次は私たちが「今井ゼミ」について話す立場となり、時の流れを早く感じました。このままあっという間に大学生活が終わってしまうのかなぁ・・・と思うととても寂しくなります。3年生は、後期から始まるゼミ選びに今悩んでいると思います。私も、ゼミ選びでとても悩みました。大学生活、アルバイトとサークル活動しかしていなかった私は「せっかく両親が高い授業料を出して大学まで通わせてくれているのだから、何か1つでも大学で胸を張って"頑張った!"と、言えることをしたい!」と思い、勉強も遊びも全力で取り組める今井ゼミを選びました。ゼミ選びは、とても悩むと思いますが、色々なゼミを見て、たくさん悩み、よく考えてゼミ選択をしてほしいです。その悩んだ答えが「今井ゼミ」であったならば、とても嬉しいです。そして、新たな仲間と共に「よく遊び、よく学ぶ」をモットーにこれからも頑張っていきたいと思います。(青木友香)

2017年

4月

10日

117. バーベキュー

 こんにちは。花の色が美しい季節になりました。四月に入りとうとう私たち今井ゼミ5期生も4年生です。年々、月日の流れをはやく感じるようになりましたが、今井ゼミに入ってからは本当にあっという間に思います。

 さて、新学期に入ってからの今井ゼミの最初のイベントはバーベキューでした。お日柄にも恵まれ、雲ひとつない青空の下に桜も咲いているという絶好のバーベキュー日和です。半そでで過ごしたゼミ生もいました。普段の行いがよかったのでしょうか、幸先の良いスタートとなりました。多くの4年生と院の先輩方にも来ていただき、とても楽しい会となりました。開放的な気候とお酒の力も手伝って、普段聞けないようなお話もできました。私は車での参加でしたので残念ながらお酒を飲むことが出来ませんでしたが、お酒に酔ったゼミ生や院生さんの恋愛話(?)や様々なエピソードをたくさん知る事が出来たので大満足です:笑。ゼミ生の新たな一面、いや属性(?)を発見しました。次回は私も一緒にお酒を飲めたらなあと思います。普段は将来の話や勉強などの話が中心となってしまいがちなので、こうしたイベントを通してより仲を深めていきたいです。

 今は新3年生をゼミ生として迎えるために「今井ゼミオリエンテーション」の準備をしています。昨年度、私は友人の付き添いでオリエンテーションに参加し、発表を聞くまで今井ゼミに入ろうと考えてはいませんでした。オリエンテーションでの先輩方を見て、今井ゼミの研究に関心を持ち、また4期生さんの絆に憧れて、晴れて今井ゼミ生となった次第です。準備をしていく中で初心にかえる事ができました。お昼ご飯も持ち込み可能な会なので少しでも興味があればコース問わず気軽に参加して欲しいなと思います。(青木詩央里)

2017年

4月

01日

116. 新年度が始まりました

 院生室管理人の内田です(詳細は大学院生の自己紹介ページを参照)。この時期は、幼少期から花粉症に悩んでいる大学院生のサポートで大忙しです。私が管理している院生室は、院生4人には広すぎるスペースに、1人1卓の机とPCが設置されていて、なおかつ、大きな会議用テーブルが2つも設置されています。いつもは、今井先生と院生が打ち合わせをしている中央に座らせていただいている私ですが、話の内容を聞いていると「新年度が始まったなぁ」と感じるこの頃です。

 新4年生も時々来室して、卒論計画の話などをしていますが、まだまだ狙いが定まらない学生もたくさんいるようで、今井先生は悩んでいるようです。院生は着実に研究をしている様子で、院生室に夜まで残って研究している時も度々あります。管理人としては、早く帰って家で作業をしてほしいと思うこの頃です。新年度は忙しいですが、今年度も今井研究室の学生には、「よく学び、よく遊ぶ」を実践してほしいなと願っております。(院生室管理人:内田)